オープンキャンパス~入学を決めるまで

先生 みんな、オープンキャンパスに来たときのことは覚えてる?

髙崎 覚えています。地方から来たので不安だったけど、先生もたくさん話を聞いてくれたし、先輩も寮の話などを優しく教えてくれました。

風見 私は高3の2月くらいでした。どんな人が入学するのかがほぼ分かっている状況で、ウェディングの学校はギャルっぽい子が多いのかなと思っていたけど、「そんなことないよ」と先生に言ってもらって、安心しました(笑)。

狩野 私は先に別のウェディングの専門学校を見に行って、本当はそこが良かったんです。でも母に反対されて、母が見つけてきたのがここだった。だから最初は来たくなかったんです。

先生 気持ちが変わったのはなぜ?

狩野 オープンキャンパスで担当してくれたのが、現場でプランナーをしている先生だったんです。きれいごとではなく、現場の状況を隠さず話してくれたので、信頼できるなと思いました。あと、学校のカリキュラムを見て、学びたい内容がたくさんあったので決めました。

秋山 私は漠然と「人を笑顔にする仕事がしたい」と思っていて、たまたまウェディングを目指している友達がいたので、一緒にオープンキャンパスに来たんです。ここで初めてウェディングの仕事を知って、「いいな」と思って入学を決めました。でも、親には大学に行ってほしいと反対されてたんです。

先生 どうして大学ではなく専門学校が良かったの?

秋山 ブライダルは現場を見ないと分からないと思ったんです。大学から式場に就職することもできるけど、実習だったり、専門の先生から直接教わったり、専門学校でしかできない経験があると思ったので、母を説得しました。

現場実習をしてみてどうだった?

先生 4人とも同じゲストハウスで実習してるよね。役に立ってる?

狩野 はい。受付やプランナーさんのアシスタントをしていますが、実習をすることで、授業と現場をつなぎ合わせて考えられるようになって、授業がとても受けやすくなりました。

秋山 授業で教わったことが現場で役に立つ場面が結構あって、実習前よりちゃんと授業を聞かなきゃ!って思っています(笑)。

風見 挙式で新郎新婦さんが入場するとき、会場の扉を開けるんですよ。そのときの緊張感はやっぱり現場でしか味わえない。

狩野 感動するよね!

髙崎 日々、この仕事を目指してて良かったと思います。

狩野 現場に入ると結婚式というのがどれだけ大切かがよく分かります。自分がひとつ間違うことが大惨事になるし、口コミで広がるかもしれないし、仕事に対する責任感が生まれました。

先生 実習でつらいときに、支えになったものは何かな?

狩野 私は一緒に実習した風見さんと、現場の皆さんの存在です。最初、風見さんと2人で実習するのは嫌だったんです。自分の成功も失敗もまわりに見られたくなくて。ましてや仲のいい子と一緒ですごく困惑したんです。でも、2人とも全然タイプが違うからこそ助け合えるので、今は感謝しています。

風見 私は失敗したことを全部狩野さんに報告して「もう二度とやらない」って毎回宣言していました。お互いに報告し合って「これは気を付けよう」って。

髙崎 私も秋山さんも、実習が始まる前すごく不安だったけど、狩野さんが実習先についてのレクチャーをしてくれたんです。先輩と一緒に働くのはすごく緊張するけど、そのおかげで頑張っていけそうだなと思いました。

現場実習って不安じゃないの?

先生 実習が多いことに惹かれて入学を決める学生も多いと思うけど、入学前の期待感と、実習前の不安感の間には、何が起こっているんだろう?

秋山 すごく、現場には出たいんです。でも近づくと、「現場に出たときに何ができるんだろう」とか、「力になれるのかな」と不安になっちゃう。

狩野 入学当時は、実習はまだ先のことだから、その頃には自分は立派な人間になっているだろうと思うんです。でも近付いたときに「待てよ、そうでもないな」と。自分が理想としていた自分になり切れていないことが不安になるんだと思います。

先生 なるほど。不安解消のために、何かしたことはある?

風見 とりあえず失敗したことや今日良くなかったことを全部メモするんです。ノートにまとめて出勤前に見て、絶対気を付けようって。

秋山 私はちょっと早めに出勤しています。当日の進行表を見たり、親族が何時に来るのかなどを早くチェックして覚えておきたくて。

狩野 私は着いたら挨拶をして不安を紛らせていました。おはようございます、自分はいます、何かあったら助けてくださいねって。あと、なるべく暗くならないように気を付けていました。

気づいたこと、変わったところは?

先生 実習を経験して自分が変わったなと思うことは?

風見 「もっとこうしたら良くなるかな」と考えられるようになりました。入学当時はプランナーって結婚式の計画を立てる人くらいしか分かっていなかったけど、授業や実習で学ぶことで、自然と知識が身に着いてきて、自分を高めようと思う力が生まれてきました。

狩野 私は以前は頭がすごく硬くて、すぐ悩みがちだったけど、現場の先輩たちのおかげで、ちょっとずつ考え方を変えていかないとダメなんだなと学びました。いろんなことに臨機応変に対応できるようになったところは成長したのかな。あとは経験を積んだことで、自信がつきました。

髙崎 実習で働いていると、自分のいいところも悪いところもはっきり分かってくるよね。

秋山 そう。自分の苦手なところがよく分かるので、改善しなきゃいけないなと日々思っています。

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