Column by Tokyo Wedding Hotel College

2020/10/2

日本のホテルや観光地が外国人留学生を必要としている

2019年度、日本の訪日外国人数は3,188万人で世界第11位、アジア地域では中国、タイに次ぐ第3位となっております。

 

コロナ禍が収束した後、東京オリンピックの開催を考えると今後も訪日外国人数は増加すると思われます。

 

観光庁が発表した「訪日外国人消費動向調査」のデータを見てみると、2017年に日本に訪れた外国人の平均滞在日数は9.1日という結果が出ています。

 

ベトナム、インド、ロシアの方が長期滞在の割合が高いようです。

 

長期滞在する上で、宿泊費を抑えたいと考えるのは世界中の旅行者の思いです。

 

訪日外国人の多くは『ビジネスホテル』に宿泊をしています。

2019年外国人観光客の36.6%が『ビジネスホテル』に宿泊しています。

(東京都は46.1% 愛知県51.1% 福岡県59.6%と大都市圏では利用率が上がっています)

 

長期連泊が可能で駅や空港にアクセスしやすい『ビジネスホテル』は人気の宿泊施設です。

 

当然、ベトナム人や中国人の滞在が多くなってくることにより、スタッフの語学力を上げることはもとより、外国人留学生の採用を積極的に行われます。

 

訪日外国人を外国人スタッフで「おもてなし」をする。

『ビジネスホテル』の雇用モデルとなっております。

 

さらに語学力が得意な留学生は、ハイクラスの『シティホテル』の就職も可能です。

日本語・母国語、更に英語が話せる留学生は外資系ホテルへの内定を多く獲得しています。

 

パークハイアット東京では、多様な国籍のスタッフが在籍しております。

 

『シティホテル』に滞在する訪日外国人は34.5%と『ビジネスホテル』に次ぐ人気。

ここでも留学生の語学力に期待が高まる一方です。

 

長期滞在をして、日本の文化に触れたい。

東京観光から近郊温泉地へ向かう外国人観光客は多くいます。

 

特に『箱根にあるリゾートホテル、旅館』では、外国人留学生の採用に力を入れています。

 

温泉施設の利用の仕方が分からない、観光地の名所や食べたいものがどこにあるか分からない、そんな時に母国のスタッフがいると安心ですよね。

 

また、人手不足や人員確保が大変な観光地の担い手として、ますます外国人留学生にスポットが当たっています。

 

「親日外国人観光客」の多くは伝統的な旅館や温泉宿に宿泊をして、日本人と触れ合いたいと考えています。母国語や英語が話せる外国人留学生が、日本の良さを伝えていく。

 

訪日外国人には敷居が高いと思われた旅館、温泉宿ですが、今では安心して宿泊できるようになりました。

 

東京ウェディング・ホテル専門学校では、リゾートホテル知識の授業やリゾートホテル研修を留学生対象に行います。

また、ラグジュアリーホテルの接客マナーや日本の文化、おもてなしを授業に取り入れています。

必要となる語学力に加えて日本で活躍できる外国人留学生ホテリエの育成に尽力しております。

 

【伊豆高原の大室山】日本の文化や観光を体験し、お客様に説明、提案できる力を身につけるプログラム「Japan Discovery」は本校の留学生に好評です。

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