Column by Tokyo Wedding Hotel College

2023/11/22

ウェディングの準備スケジュール

今回のコラムでは結婚式を開催する日時と場所が決まってから結婚式当日までの準備スケジュールについてお伝えします。
会社や会場によって異なる部分はありますが、大まかには下記のようなスケジュールで進めていくことが多いです。

[結婚式の日時や場所が決定した後]

・衣装選び
ウェディングプランナーとの打ち合わせとは他に、新郎新婦様が行なっていく最初の打ち合わせは衣装選びです。挙式用の衣装、お色直し用の衣装の有無、ドレスやタキシードなどの洋装か、白無垢や色打掛、紋服などの和装にするかなど、衣装サロンで試着をしながら選んでいきます。

・招待客リストの作成
誰を結婚式に呼びたいか、招待客を考えていただき、リストアップしていただきます。
ゲストの人数や顔ぶれによっても、結婚式の内容や雰囲気は大きく変わっていきます。


[約3~4ヶ月前]

・結婚式のテーマやコンセプト決め
ウェディングプランナーは新郎新婦様にカウンセリングをしながら、結婚式でゲストに伝えたい思いや大事にしたいことをまとめていき、おふたりならではの結婚式のテーマ、コンセプトを考えていきます。コンセプトを始めにしっかり決めておくと、その後の打ち合わせもスムーズに進めやすくなります。

・招待状作成
招待状は結婚式の2ヶ月前に発送、1ヶ月前に返信が基本となる為、3,4ヶ月前に招待状のデザインや文面を決めていきます。おふたりが招待したいお客様のもとへ最初に届き、手に取っていただくのが招待状になるので、招待状はゲストの印象に残るものの一つとなります。招待状にこだわってゲストのワクワク感を高めることもできます!

[約2~3ヶ月前]

・招待状発送
約2ヶ月前に招待状を発送する為、招待客のピックアップはこの時までにしていただくよう新郎新婦様にお伝えする必要があります。招待状を発送する為に、お名前や住所もしっかり確認してもらうようにします。

・各アイテムのお打ち合わせ
料理・ドリンク・デザートなどの飲食関係、装花(会場のお花やブーケ等)、写真や映像関係、引出物、ペーパーアイテム(席次表・メニュー表・席札等)、演出などを検討していきます。この時点ではまだ仮でアイテムを決めていき、予算なども含め、最終打ち合わせまでに実際に行なうかを検討していただきます。結婚式に関わるアイテムはたくさんあるので、一番決めることのボリュームがあるお打ち合わせになります。
アイテムを決めていく上で結婚式のコンセプトや新郎新婦様が大切にしたいことと合わせて考えていくと、よりおふたりらしさ、ウェディング全体の統一感が生まれていきます。

・進行内容の作成
新郎新婦様がお互いに食べさせ合うファーストバイトやお色直しの中座の際には、どなたにエスコートしていただきたいかなど、披露宴の中での進行を結婚式のコンセプト、新郎新婦様の思いや大事にしたいことに添って提案していくのは、ウェディングプランナーの腕の見せどころです!

・お見積り提示
仮でいろいろなアイテムを決めた段階でお見積りを作成していきます。やりたいことを詰め込んで予算オーバーになってしまうこともあるので、新郎新婦様にとって必要なもの、意味のあるもの、大事にしたいことを再度伝えながら最終打ち合わせまでに必要なアイテムや内容を考えていただきます。

[約1ヶ月前]

・席次(席の配置)のご相談
招待状の返信を確認しながら、披露宴会場内でのゲストの席の配置をプランナーが確認し、アドバイスをしていきます。結婚式の席次には上座(かみざ)下座(しもざ)があり、ゲスト一人ひとりの肩書きや敬称などお客様が悩むポイントも多数あるので、ウェディングのプロとしてチェックをしていきます。

・ヘアメイクリハーサル
衣装が決定したら、当日のヘアメイク(美容)さんと新婦様のヘアセットやメイクのリハーサルをすることが多いです。結婚式当日ヘアメイクをしたあと、「こんなイメージでは無かった!」ということがないよう事前のリハーサルは重要です!

・ブーケ、ヘッドアクセサリーのご決定
衣装決定後、衣装の小物合わせを行いますが、アクセサリー類やブーケなども決めてトータルコーディネートをしていきます。衣装店にもアクセサリーのご用意がありますが、新婦様のイメージを聞いた上でご提案できるとよりいいです!

・音響(BGM)決め
結婚式当日のBGMで挙式・披露宴の雰囲気もとても変わってきます。音楽の著作権が厳しくなっていますが、新郎新婦様が使用したい曲のCD原盤をご用意いただき、どのタイミングでどの曲を使用するかを決めていきます。日常で音楽を聞く際に、流行音楽やウェディングソングに向いているかを考えながら聞いておくと役に立ちます。

・司会者とのお打ち合わせ
進行表をもとに、結婚式当日の司会者と進行の流れや新郎新婦様やゲストの紹介の仕方を確認していきます。披露宴の中で新郎新婦様のプロフィール紹介を司会者からすることが多いので、新郎新婦様の生い立ちや出会い等のプロフィール確認もしていきます。司会者によりますが、お打ち合わせから当日と同じようなアナウンスを伝えながら進めてくれるので、新郎新婦様にとっては結婚式当日のイメージがしやすくなる方が多いです。

・各アイテムの最終決定
2~3ヶ月前に行った各アイテムのお打ち合わせの際に決めた内容を最終決定で良いか、一つ一つ確認していきます。その他にも席次表の提出や進行内容の決定、確定した内容でお見積りを作成し提示します。


[約1週間前]

・人数確定、お支払い
人数変更やお支払い期限は会場規定によって異なります。人数確定後、お見積りと実際に手配が完了しているか発注書を見ながらチェックしていき、問題がなければ請求書を作成していきます。

[約1週間前~前日]

・お荷物のお預かり(搬入)
ウェルカムスペースに飾りたいグッズや手作りしたアイテムなど、結婚式当日に使用するものは事前に会場に持参か郵送にて、プランナーが中身の確認をします。新郎新婦様との打ち合わせで伺っていた思いのこもったアイテムは大切に保管し、当日飾り、使用場面にあわせて準備していきます。

[結婚式当日]

最高の結婚式になるよう、関わるスタッフ全員が一丸となってサポートします!


お客様の状況やペースによって打ち合わせスケジュールが変わることもあるので、臨機応変にそれぞれのお客様にあわせた対応が求められます。
結婚式の準備期間も楽しんでもらえるよう、ウェディングプランナーはプロとしてのアドバイスをしながら一緒に楽しめると良いです!

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