Column by Tokyo Wedding Hotel College

2020/11/30

ウェディング業界でのキャリアプランとは?

『ブライダルの専門学校で学んだのにホテルに就職??』

私の周りには、たくさんの女性が活躍しています。

数々の有名式場でコーディネーターをしていた大御所の先生を始め、ドレスや和装の知識を兼ね備えたスタイリストの先生、元々は披露宴会場でピアノの演奏者をしていた方で、今では音響や司会業をしている方など、さまざまです。

ブライダル業界は女性が活躍できる職場環境だと感じています。

先日も、「新規の式場が北関東エリアにオープンするので、その立ち上げでスタッフ指導に行く!」と、平日は都内で働き、週末は地方へ出張するフリーランスプランナーの友人から話を聞くことがありました。

この業界は女性に優しい環境だと感じています。

ブライダルのお仕事をしていて、結婚して、子供が生まれるので産休を取得した方が、職場復帰をするのは容易です。

女性が多いブライダルの職場では、子育てをしながら働ける環境があります。

周りも同じような経験をしている方が多くいるので、気兼ねなく両立が出来ます。

女性が働き、プライベートの生活も充実させる上で、さまざまな人生設計がしやすいのがブライダル業界の魅力ではないでしょうか。

しかし、このような働き方が出来る方には、ある「共通点」があります。

『社会人としての基礎能力、接客能力、業界知識がある』からです。

プランナーになりたくて、学校に学びに来る学生は多くいます。

学校の授業では、プランニングの授業はもちろん、お花、ドレス、サービス実習など、ブライダルに関わる様々な基礎知識を教えています。

将来、プランナーになった時に関わる他業種の仕事内容を把握して、お客様へのプランニングに活かす為。

さらには、さまざま授業経験から多岐にわたるブライダルの仕事に興味を持ち、プランナーだけが、結婚式を作り上げるわけでないことを学ぶ為でもあります。

その結果、まずは接客の最高峰と言われる「ホテルスタッフ」からキャリアをスタートさせることが、『ブライダル業界で活躍するスタッフになる』早道だと考える学生も多くいます。

実際の卒業生で、ホテルのレストランで3年働き、その後そのホテルでウェディングプランナーになった学生。

別の学生はホテルでの経験を活かし、専門式場に転職をした方もいます。

プランナーになりたくて入学した学生は、インターンシップでウェディングドレス会社に研修に行ったことがきっかけで、ドレスに興味を持ち、そのまま就職。

その後、結婚を機に、残業が少ないブライダルジュエリーの企業に転職し、今では店長として活躍をしています。

入学してブライダル業界のことを学び、視野を広げることが、将来活躍できる女性への一歩だと思います。

学校生活をしていく上で、大切なことは、将来本当にやりたいことは何かを考えること。

どの業界でも下積みを経験することが大切なのは言うまでもないと思います。

その為にまずは、社会人としての経験、接客スキル、さまざまな知識が必要です。

『絶対にプランナーになりたい』と思っていて、たとえ専門式場やゲストハウスに就職が出来なくても、諦めないで下さい。

今まで、諦めずにいた卒業生で『ブライダル業界で活躍をしていない』学生は誰一人としていません。

最初の職場で、つかんだ経験は生涯のスキルとして。

学んだ知識と経験で、どんな職場でも常に活躍出来る女性になるでしょう。

フローリストとして活躍する卒業生

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