新婦様の希望を聞きつつ、
「似合う」衣装を提案する
#伊藤 優花 #第1期卒業生 #株式会社曽我 八芳園衣裳室 #栃木県出身
- 今の仕事の内容を教えてください
- 新郎新婦様の衣装選びのお手伝いです。和装と洋装の両方を担当させていただいています。両方着られる新婦様が多いですが、他の会場に比べると、和装の率は高いかもしれません。
- 仕事をしていて楽しいことは?
- 新郎新婦様と一緒に衣装を選べることも嬉しいですし、新婦様が嬉しそうにしているのを見るのも楽しいです。絶対に担当制というわけではないのですが、お客様に「次回からも担当してもらえますか?」と言われたときは嬉しいですね。
- 大変なことは?
- お客様が思い描いているイメージをつかみ切れず、お客様の言っていることと自分の提案が噛み合わないときは、経験不足だなって思います。そんなときは、先輩にいろいろ話を聞いて、こういうお客様ならこう、というようなパターンを教えてもらっています。あと、大量にあるドレスの在庫を全部見て、把握するように努力しています。どんな衣装があるかを覚えていないと、提案もできないので。
- ドレススタイリストを目指す方にアドバイスをお願いします
- 表向きは華やかな仕事ですが、実際は力仕事や事務作業がメインです。ハンガーにかかったままのドレスを3着も一気に持ったりするので、私は右腕がムキムキになりました(笑)。大変なことも多いけど、その分、やりがいは他の仕事には負けないくらいのものが絶対にあると思っています。
あと、学校で出会った友達はすごく貴重な存在です。同じ時期に卒業した友達が、みんな少し慣れてきて同じような壁に今ぶち当たっています。落ち込んだらすぐに「集合!」ってLINEをして、月に2回は会っています。
- 今後の目標は?
- 今はお客様に好みの衣装を聞いて、それに合ったものを提案しているのですが、着たいものと似合うものは違うので、自分から似合う衣装を提案できるようになりたいです。1年目はとにかく仕事に慣れることが優先ですが、来年からは会社の検定や研修もあります。また勉強の年になるかな、と思います。
すでにインターン生が入ってきているので、積極的に教えたりもしています。自分がインターンのときに、スタッフが多くて聞きづらいなと思っていたので、今、一番近い存在として、少しでも気にかけてあげられたらいいなと思っています。
※ 内容は取材当時のものです。