お花業界で活躍する
後輩たちを育てたい
#金澤 紗祐美 #第1期卒業生 #株式会社 日比谷花壇 #ブライダルビューティコース(現ブライダルフラワー専攻) #茨城県出身
- 今の仕事の内容を教えてください
- 都内ホテル店舗内の日比谷花壇でショップスタッフとして働いています。花束を作ったり、胡蝶蘭を手配したりするのが今の主な業務です。
- 仕事をしていて楽しいことは?
- 電話で花束の注文を受けることも多いのですが、そのとき、お客様はお花を直接見て、色や種類を詳しく指示することはできません。希望を聞いて花束を作って、来店して取りに来られたときに、すごく喜んでくれると嬉しいですね。接客が好きなので、お客様と話すのは楽しいです。
- 大変なことは?
- 専門学校時代の実習でも、同じ日比谷花壇で働かせていただいたのですが、そのときはウェディング用の卓上装花やブーケなどを作っていました。今は一般の方を対象にした花束やアレンジメントなので、まったく違っていて、すごく難しいなと思います。一から勉強だと思って頑張っています。ショップは母の日とクリスマスシーズンが忙しいのですが、1年で一番忙しい時期を2回、何とか乗り越えました!
- ブライダルではなく、ショップで働くことは自分で希望したのですか?
- そうです。小さい頃から家には必ずお花が飾ってあったり、母親と一緒に家の近くの花屋さんにお花を買いに行ったり、いつも身近にお花がありました。高校生の時にはその花屋さんで職業体験もさせてもらったんです。
実習は楽しかったけれど、ウェディングに使うお花はある程度種類が決まっているので、もっといろんなお花についての知識が欲しいなと思うようになりました。学校の友達は今みんなブライダルの仕事に就いているので、その話を聞くと、ブライダルもいいなと思うのですが、一般向けのショップだからこそ胡蝶蘭などたくさんの種類の花に触れることができます。いつかまたブライダルの仕事に戻ると思いますが、その時にはきっと今の経験や知識が活かせると思っています。
- 学校時代にしておけば良かったと思うことは?
- もっとSPIの勉強をしておけばよかった……。私はズタボロで、就職活動のときに苦労しました。あとは、就職すると忙しくてなかなか会えなくなるので、友達ともっと遊んでおけば良かったかな、って。学校時代も授業と実習で忙しかったけど。2年間、あっという間でした。
- 今後の目標は?
- ある程度経験を積んだら、東京ウェディング・ホテル専門学校に戻って先生になりたいです。学校のことが大好きだし、学生たちにお花に関する基本的なことを、たくさん教えてあげたいなと思っています。お花業界に進む後輩たちを育てることが今の目標です。
※ 内容は取材当時のものです。